研究内容 A02Research A02

A02

新崎 恒平 / Kohei Arasaki

東京薬科大学 分子細胞生物学研究室 / Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences
准教授 / Associate Professor

新崎 恒平

肺炎原因菌であるレジオネラは、細胞内に侵入したのち自身の生存や増殖にとって都合の良いPLAMPを細胞内に作り出します。そこで、本研究では宿主細胞内におけるレジオネラの自己化PLAMP機構の解明を目指します。具体的には、レジオネラ含有小胞(LCV)のリソソーム輸送阻害機構(図2の❶)・LCVの小胞体輸送機構(図2の❷)・LCVの小胞体定着化機構(図2の❸)に関わるレジオネラエフェクターを同定し、その分子機構や自己化PLAMPへの役割を多角的に解析します。


図2 レジオネラの細胞内自己化PLAMP経路