京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 ウイルス制御分野 / Kyoto University
教授 / Professor
本研究では、パラミクソウイルス・コロナウイルス等のエンベロープ(細胞由来の脂質二重膜)を被ったRNAウイルスの細胞侵入に伴う自己化・非自己化機構に関わるPLAMPの重要性を解明するため(図3参照)、ウイルス学的手法と構造生物学的手法を組み合わせた解析を行います。また、ウイルス感染・増殖に有利に働くPLAMPに対する抑制分子の探索・作用機序解析を行います。
図3 エンベロープウイルスの細胞侵入と出芽